2008年公開「崖の上のポニョ」以来の宮崎駿監督作品。
零戦の生みの親であり実在の航空技術者である堀越二郎をモデルにしてその半生を描いた作品。
1人の男が自分の夢を追い求める姿を淡々と描いている。
明らかに子供向けでは無く大人向けな作品。
特に戦争を経験した世代の方ならば当時を思い出しながら鑑賞出来ると思う。
兎に角場面切り替えが非常に多くあれよあれよという間に物語は展開していく。
少年→夢の中→青年→夢の中→大人→.....。
ジブリ作品にはしては珍しくキスシーンが多かったな。
主人公のCVにエヴァの監督である庵野秀明氏を起用。
青年期の声は無理があったけど大人になってからの声は意外と合うなと思った。
エンドクレジットに流れる主題歌.....
じゃなくて.....
↑。
♪空に憧れて 空をかけて行く
あの子の命はひこうき雲♪
二郎と菜穂子の事だと思えば実にハマった歌詞だわさ。
