とある廃人の趣味日記

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映画:陰日向に咲く

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見てきた。
2008年最初の劇場鑑賞作品。

芸人「劇団ひとり」のベストセラー小説の劇場化。
原作読まず派なので内容知らずで見ました。

格好悪くて不器用な9人の男女が織り成す物語。
伸也:賭け事で借金を抱えたのに足を洗えない観光バス運転手。
寿子:母の日記に書かれた初恋の人を探すキャリアウーマン。
雷太:浅草のストリップ劇場で働く売れない芸人。
鳴子:雷太に出会い憧れて上京してきた寿子の母。
ジュピター:ストリップ劇場で働く人気の踊り子。
モーゼ:新宿の公園に住むホラ吹きのカリスマホームレス。
リュウタロウ:モーゼに憧れてホームレスになるエリートサラリーマン。
みゃーこ:25才のアキバ系崖っぷちアイドル
雄介:アキバの漫画喫茶で働くアイドルオタク。

最初はこの9人は【点】として存在していた。
しかし物語が進むに連れてその点が【線】となって交錯していく。
不思議な縁に導かれながらこの9人がどう物語に絡んでくるのか…。

物語序盤から中盤まではそれとなく何処となく話しが進むので
正直「ナンだかなぁ~」っていう感じ。
でもね、物語中盤から終盤まで怒涛の泣きの嵐なんだわさ。
スゲェースゲェー泣かしてもらったよ (´;ω;`)ウルウル

陰日向】=日の当たる所と日の当たらぬ所。
陰日向で懸命に生きている"何処か日の当たらない人"達の人生が交錯した時、
誰もが「自分は1人じゃないんだ」って思える瞬間が訪れる。

とても感動出来る作品に自分は出会えました。
劇団ひとりの才能に改めて感心させられたよ。

作品見終わって本屋に漫画を買いに…。
そしたらこんなのが.....
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本当は違う漫画買いに行ったのに勢いでこれも買っちゃいました。
劇場版をそのまま漫画化にしたモノです。
劇場で感動したいのなら漫画版は先に読まず映画館に足をお運び下さい。
見た後に読んでも遅くはないので…。